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町の概要

様似のおいたち

 1635年(寛永12年)頃に海辺川(西様似)の支流で採金が行われ繁華な集落が形成されたと言われています。本格的に繁華するようになったのは寛政年間で、1799年(寛政11年)に幕府の使番・大河内善兵衛政寿が様似に駐留して様似山道を完成させ、翌年、エンルムにあった松前藩の油駒運上所が幕府支配のシャマニ会所に改められると、会所を中心として栄えていきました。

 そして、1802年(享和2年)に蝦夷奉公の管下となった年を様似の開基と定めています。以来、様似町は永く水産業を中心として発展し、定着農業が始まったのは1885年(明治18年)と言われています。明治5年浦河に支庁が置かれ、1880年(明治13年)には戸長役場が開設されました。

 1906年(明治39年)の二級町村制施行により八箇ヶ所を大字として様似村が誕生しました。この頃から多くの小学校が開校したり交通や通信体系などが整備されてきました。

 さらに、1952年(昭和27年)基150年の年に町制を施行しております。

町章の由来
 太平洋に突き出た様似発祥の地「エンルム岬」。この岬を中心として東に大港、西に小港を抱く姿をかたどり、さらに、様似町の産業が漁業と農林業の二面からなり、共に相抱く平和の姿を表現したものです。

町の木「日高五葉」
 幌満地区に自生しているものが北限として国の天然記念物に指定され、数多い樹木の中にあって、本町を代表する樹木です。常緑樹でその姿も優れており、「絶えない緑、伸びゆく様似」を表しています。

町の花「ヒダカソウ」
 アポイ岳の高山植物群落は、高山植物の宝庫として国の特別天然記念物に指定され、その中でも、ヒダカソウはアポイ岳の固有種です。開花は5月上旬から下旬で、可憐な白い花を咲かせます。

北海道様似郡様似町

  • □位 置  北緯 42°03′~42°16′ 東経 142°52′~143°13′
  • □面 積  364.30平方km(東西に20.2km、南北に20.6km、海岸線は24.2km)

様似町

背面にアポイ岳と日高山脈、前面に紺碧に輝く太平洋をたたえる様似町。
穏やかな海洋性の気候と豊かな大地の広がりのなかで、水産業・農畜産業が主産業。
雄大な山容、奇岩・断崖の続く海岸線が四季折々に美しい表情をみせ、歴史と伝統が息づく町です。
様似町名の由来はアイヌ語の「サンマウニ」(朽ち木のある所の意)から出たものと言われています。

旅情漂う日高線終着駅

 令和3年3月31日に日高本線が廃線となり、駅としての役目を終えました。
 現在は、バスの切符売り場として使われています。また、駅と同じ建物内のスペースには様似町観光協会があり、駅の待合室には入ることができます。

様似の大自然、歴史のロマンを求めて出発です。

スポーツの町、様似のオリジナル「テニポン」

「生涯スポーツの町」を宣言しスポーツの町として名高い様似町。
『だれでも、どこでも』を合言葉にこの町で生まれたオリジナルスポーツ、テニポン。
ネーミングから察しのつくとおり、テニスとピンポンをミックスしたものです。
気軽に参加できること、狭い場所でも楽しめることなど魅力いっぱいのテニポンは、人気急上昇、愛好者も激増中です。