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住宅用火災警報器の設置・維持管理について掲載日:2023年8月1日

Q 住宅用火災警報器って何?

火災により発生した煙や熱を感知し、音や音声により警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器です。
住宅用火災警報器の種類には、煙を感知する「煙式」と熱を感知する「熱式」があります。
近年の住宅火災の死者は、就寝中の逃げ遅れが多く、大切な生命・財産を守るためにも非常に有効な機器です。
なお、消防法、火災予防条例が改正になり、2011年6月1日から住宅用火災警報器の設置が全ての住宅に義務づけられました。

Q 住宅用火災警報器の設置場所は?

住宅用火災警報器は、寝室と寝室がある階の階段上部(1階の階段は除く。)に設置します。
また、住宅の階数等によっては、その他の箇所(階段)にも必要になる場合があります。
「煙式」は寝室・階段・台所などに設置し、「熱式」は台所などに設置します。※寝室・階段以外は任意設置です。

  • ※1 この場合、1階の階段には設置不要
  • ※2 屋外に設置された階段を除く。

設置上の注意点(天井・壁面の取付位置)

【天井に設置する場合の取付位置】

※壁又ははりから0.6m以上離れた位置に設置する。

【壁に設置する場合の取付位置】

※天井から15cm以上50cm以内の位置に設置する。

【換気口やエアコンの空気吹き出し口付近の取付位置】

※1.5m以上離れた位置に設置する。

Q 住宅用火災警報器はどこで買えるの?

家電販売店やホームセンター、ガス事業者などから購入できます。
なお、価格は、メーカーや種類、機能等により異なります。
電池を使う警報器はご自分で簡単に取り付けることができますが、配線工事が必要な警報器は必ず電気工事の専門家にご相談ください。

※注意!!
消防署では、販売や業者の斡旋はしておりません。悪質な訪問販売や点検業者に十分注意してください。

Q お手入れは必要なの?

住宅用火災警報器を設置していても、「いざ」というときに適切に作動しなければ全く意味はありません。日頃から作動確認とお手入れを心掛け、設置後10年を目安に本体交換を行いましょう。

●定期的な作動確認をしましょう。

住宅用火災警報器の本体についている点検ボタンを押しても(点検ひもを引いても)作動しないときは、「電池切れ」か「機器本体の故障」ですので、速やかに電池や機器本体の交換をお願いします。

●定期的にお手入れをしましょう。

住宅用火災警報器はホコリなどがつくと火災を感知しにくくなったり、誤作動を起こす場合がありますので、取扱説明書を参考に定期的に清掃しましょう。

Q 火災ではないのに警報音が鳴ったときは?

警報音が鳴っているけど火災ではないときは、火災以外の湯気や煙を感知している可能性があります。
例えば調理時の大量の湯気や煙、燻煙式殺虫剤などのほか、ホコリや小さな虫が原因になることもあります。
また、警報器の種類によっては、電池切れや機器本体の故障の際に音や光で知らせてくれる機種もありますので、対処方法等は取扱説明書をご確認ください。

お問い合わせ先

日高東部消防組合様似支署
〒058-0024 北海道様似郡様似町会所町56
TEL 0146-36-2028  FAX 0146-36-4991
E-mail samani119@bz01.plala.or.jp