後期高齢者医療保険料の賦課誤りについて
後期高齢者医療保険料(以下「保険料」という。)の事務処理に誤りがあり、一部
の被保険者のかたに対し、保険料を過少に賦課していたことが判明しました。
誤った制度認識による事務執行により、町民の皆様の信頼を損ない、対象となる
町民のかたへ多大なるご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
1.概要
保険料の算定において、北海道後期高齢者医療広域連合(以下「広域連合」とい
う。)が作成した75歳年齢到達対象候補者リストを基に、本町が保険料算定のため
の所得・課税情報を広域連合へ連携したのち、別途、町で軽減対象をシステム入力
しています。
被保険者のうち、後期高齢者医療保険制度に加入する前日まで「会社の健康保険
などの被扶養者」であったかたは、保険料の軽減措置の対象となりますが、この対象
外のかた(会社の健康保険などに本人加入)を誤って扶養対象者としてシステム入力
が行われていたため、令和2年度から令和5年度までの期間において、保険料の
所得割、均等割が誤って広域連合で算定され、本来納付すべき金額と異なる保険料
が賦課されていたことが判明したものです。
2.賦課誤りのあった後期高齢者医療保険料について
令和2年度 785,800円
令和3年度 4,241,400円
令和4年度 2,908,600円
令和5年度 677,300円
合 計 8,613,100円
3.今後の対応
対象となる被保険者のかたがたにお詫びして説明を行うとともに、正しく算定した
保険料の増額分の納入をお願いする。
4.再発防止策
システムへの反映結果をプリントアウトして、複数の職員により確認するなど、チェック
体制を強化するほか、同様の事故が発生しないよう、職員が制度を正しく理解した
うえで業務にあたるよう、あらためて課・係内で確認を行いました。